文章の焦点距離

焦点距離みたいなものがあるような気がする。

導入とか初めて来た場所とかの文章描写は、ちょっとロング目で風景描写を入れ、どこに居るのかをはっきりさせる。もっともノベルゲームの場合背景で結構補完されるので、くだくだしくは書かないけど、その場の匂いとか風とかを書くと雰囲気が上がるのでなるべく幻視するようにしている。そう、文で構成してるのではないのだ、映像を頭の中に思い浮かべてそれを文で描写しているだけなのだ。
だから、行ったことのある場所、やったことのある事は文として強い。

会話が続いたり、日常を書くときはミドル目のカメラで人物もバストショット、あんまり地の文を入れずに、会話主体でスパスパ進める事が多い。
ここらへんはそんなに難しくない、キャラの動きさえ気をつけていれば、わりと自動的に書けてしまう。キャラの性格自体は脳内にサブルーチン作って回す感じかな。そのキャラが立ってくるとわりに自動的に会話が出るです。

戦闘シーンやHシーンになると、カメラはクローズアップ、個々の事象を細かく描く事が多い。時間もびろーんと伸びていき、短時間の事なのにかなりの書込になったりする。

文体とかではなくて、持っているイメージ喚起力が文章の個性というものなのかもしれないね。
そんな気がしたのだった。
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by sakananovel | 2005-06-08 00:14 | 同人ゲーム製作


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