アウトラインプロセッサという思想

 シナリオ補助ツールの紹介の二回目です。
 今回はエディタにしてアウトラインプロセッサである、StoryEditorです。
 無料でフリーのソフトでありますよ(^^)

●アウトラインプロセッサって?
 アウトラインプロセッサというのはどういうソフトかと言いますと、構造保ったまま楽に執筆する為のツールでございます。

 小説以外の本を書くときに、目次から作る手法というのがあるのですね。
 まず、目次を全部書いて、その後その目次にどんどん肉付けしていって一冊の本を作る方法です。
 これは、思ったよりもずっと早く、簡単にドキュメントを製作出来るのですな。
 マニュアルや解説本の場合、文章単位での流れのような物は無いので、書きやすい項目からどんどん書いていきます。ずーっと書いていると、そのうちに終わります。(そのあと編集さんから山のような赤がはいってきますです)

 ゲームのシナリオというのは、文芸作品というよりも、コンテンツの部品である面がかなり強いので、アウトラインプロセッサとの相性が良いのですな。

 シナリオをアウトラインプロセッサで作る場合は、場面やエピソードで章を区切って行きます。
 プロットに合わせて、大まかに章タイトルをどんどんツリー構造の中に入れていくのです。
 章タイトルの集まりが出来たら、構成を見直します。エピソードの流れとか見るわけですよ。

 さて、ここから普通に一章ごとに文を入れていく事もできますが、各章のテキスト欄に簡単なあらすじ(シノプシス)を入れ、更に構成を煮詰めて行く事も出来ます。この方法を箱書きと呼んでいます。

 絵を描くときは、一気に完成体を描くのではなくて、下書きで構図を詰め、画面バランスなどを見ながら、どんどん完成体に近づけて行きます。
 シナリオを書くときも、同じように、ツリー構造>シノプシス>本文執筆 と積み上げて行く執筆が楽なのです。書くことがあらかじめ決めてあるので、執筆中にうんうん唸らなくて済むわけですな。

 アウトラインプロセッサでシナリオを組むと、分岐構造が目に見えますし、大きい流れを把握しやすくなります。
 特にアドベンチャー系のフラグ管理がややこしいシナリオを組む場合は、アウトラインプロセッサが役に立つことでしょう。

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アウトライン執筆例(編集中のサカナWEBⅢ型)
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by sakananovel | 2005-09-12 10:25 | 同人ゲーム製作


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