流れとかそんなもの

よく他人様の物語を評して、イントロからの流れが~とか、主人公の気持ちの流れが~とか、言ってるのですが、流れってなんでしょうなあ。
何となく物語には水脈っぽい流れ感とか、転がったりする動き感があって、色々書いているうちに何となくつかめてきたりしますです。
微妙に言葉では伝えにくいのですが、なんかありますな。
こう、ぱたぱたぱたと文字で物語を紡いでいる時も流れ感があって、乗ってると流れが良い感じに思うし、乗れてないとぷつんぷつんと流れが切断されたりします。
状況とか心理とか動いている状況を共感覚的にとらえているのでしょうかねえ。
共感覚というのは、文字に色を感じたり、音に色を感じたりする感覚であります。(脳の認識の近い部分が混ざり合うらしい)
で、まあ、流れがゆるい話とか、何度も見たような流れだと眠くなってしまうわけですな。
早ければ良いかというと、急速な流れだと追い切れなくなってしまって、また良くないのです。
シーンシーンに適正な流れ速度みたいなモノがあって、ラブシーンの時はゆるめに、アクションシーンの時はなるべく早くという感じに塩梅がある模様です。
この感覚というのは、生まれつき鋭い人と鈍い人がいるみたいで、才能のある人というのは流れ感覚に敏感なのではないかと、最近思いますね。
イントロが弱い作品というのは、この流れ感が悪いのが原因のモノが多々ありますな。
最初に死体を転がせ、アクションから始めろ、というノウハウ書の教えも、初っぱなに強度の高いエピソードを打ち込んで初速を高める意味があるわけなのでしょうなあ。

ちなみに説明がでると流れは止まります。
サカナでも説明役の眠り姫が出てくるたんびに止まるので、お困りでありましたよ。
なるべく説明はエピソードとして加工して見せる工夫をしたいのですが、まあ仕方がない時もあるですな。
[PR]
by sakananovel | 2006-03-16 02:31 | 同人ゲーム製作


<< オマケ・ノベル Vol.3始動 江神さんさよならTRPGセッション >>