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POSERの勧め

とりあえず、ポーザーにハマってみたのですが、これは3D初心者に凄いお勧めだと思われます。

理由:
3Dで挫折する第一の関門は「モデリングでろくなものが作れない」であります。
3Dやるからには、綺麗なお姉さんとか、かっこいい戦車とかを作りたい物ですが、初めて作る3Dオブジェクトは、たいてい宇宙の人のようなお姉さんとか、リヤカーのような戦車になりがちです。
なんでかというと、最終出力であるレンダリング画像まで行き着くには、モデリング>テクスチャ(表面)>ライティング>構図>と関門が一杯あって、ショボイモデリングで、なんかアレなテクスチャで、安いライティングで、基本がなってない構図となると、まあ、ろくな物ができないわけです。

3Dで一番難しいのはモデリングです。
これは、彫刻とかの才能が必要なんすな。
具体的に言うと、立体空間把握能力です。
絵とか描いていて、立体把握が少しでもあれば結構いけるんですが、まったくの素人の人に備わってる能力ではありませんので、訓練してのばさないとなりません。
3Dゲーム操作を覚えるのに時間がかかるように、モデリングも覚えないと身に付かないのですな。(これまた才能がある人が居るので、すぐ出来る人もいます)

ポーザーが初心者によろしいのは、はなっからモデリングをしない、良いテクスチャも入ってる状態で、ライティングと構図(ポーズ取り含む)だけが必要、というソフトだからですな。
買ってきたモデルを組み合わせ、いろいろ絵を作っていくと、そのうち、テクスチャの張り替えやバンプマップがどんな物か自然に理解していき、レンダリング知識ができて、ライトによって光源、影での絵の作り方を学んでいきます。

で、最後に、どうしても欲しい髪型とか、欲しい服を作るために、モデリングに手をだして行きます。目標が大きすぎるモデリングよりも、達成が可能なモデリングなので、モチベーションが上がるわけです。

なんだか、自然に3D技術に対してステップアップしていくわけです。

そこまで来た時点で、六角やカララに手を出して行ってもいいですし、ハイエンドあたりのマヤとかMAXとかソフトイマージとかを照準に入れてもよろしいかと思います。

などと、ポーザーをいじりながら思いましたしだいでございますよ。
by sakananovel | 2008-03-31 13:54 | 3Dと同人ゲーム


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