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ときどき晴天を見上げて をやった

The SOTSさんのときどき晴天を見上げてをやりましたよ。

この作品は、すんげーーーーーバランス悪い。
物語前半と後半で別の作品かと思うほど面白さが違ってますよ。
前半タルイ作品は色々(ひぐらしとか)あるのだけど、ここまで落差あるのは初めてでした。

ちょっと、実況してみましょう。
とき晴れ開始>>>……あれ? ……これ、ひょっとして、おもろくないのでは?>>>>うわ飽きてきた>>>>休憩>>>この流れどっかで見た。デジャブーだ!>>>なんか駄目だなあ>>>休憩>>>これは何と樹原先生に感想を言えば良いのだろう(^^;>>>>休憩>>>やべーー。良いところ一つも見つからない>>>休憩>>>む? ちょっとおもろくなったか?>>>あ、意外に流れも良くなってきた>>>>おおどんでん返しまで!>>>心情も伝わるぜ!>>>おお、結論も良い! 良い奴らじゃんよ。>>>GJ!
という感じの推移でゲームしました。(千夏ルート)

四本ルートがあるのですが、正直に言うと二本当たり、二本外れっすね。

樹原先生はこの前会った時に「レビューがほとんど無いんですよ」と泣いてましたが、まー、さもありなん、前半のつまらぬの壁はなかなかの同人勇者でも突破はできないでしょうなあ。

人によるでしょうが、前半はひぐらしの部活よりきついかもしれませぬ。
なんかねー、テンプレートというかありきたりでちっともキャラが好きになれません。

イントロで再婚するはずだった父親と再婚相手が事故死したと解ります。で、再婚相手の子供の義妹と兄貴と主人公君で生活を始める事がわかるんですな。
義妹の千夏は毎晩泣いているようです。
こうなると読者としては「ああ、水色みたいなハートフルで感動な物語が始まるのだな、ワクワク」と思うじゃないですか。
しかし。
……起床シーンから下ネタ言ってますよ、この坊主。
しかも、登校シーンでめっさはしゃいでますよ。主に下ネタとかゲームネタの痛い方向で。
ここは家族が死んでも悲しまない星なんでしょうかとか思ったっす。
もしくは、話の都合上両親を殺しただけで、この設定の目的は義妹を作る事なので、難しい事言っちゃ駄目だよ、一般のお客はそんなの気にしないさ、ははは。なのかな? とも思いました。

そして唐突に地の文が女性視点に変更……。
義妹さんも主人公さんに惹かれて居るというのがメガッサ語られます。

……なんで、恋愛が主題のゲームで、こんなイントロから相手役の気持ちが解ってしまうのだろう?
ああいうのは、表情とか仕草とか言葉で「ぬー、こいつ俺に惚れてるのかもしれぬ! いやそうにちがいないっ!!」とかうぞうぞ思うのが楽しいので、はっきりと相手が自分を好きなんだ、と解ったら何を楽しみにして作品を読めば良いのですか。下ネタですかっ! 下ネタ駄目な客はお断りゲームですかっ! とか思いました(^^)

でも前半我慢すると後半(当たりルート)は凄い面白いです。
恋愛の方の興味は視点で台無しですが、別の問題の方が起こって、興味がむくむくと立ち上がります。
心情が良く書けてるし、ドラマ(心と感情の変化)は大きいし、どんでん返しもあり、視点はほぼ固定。テーマがかっちり効いていて、思わず画面にGJ(ぐっじょぶ)を出してしまいました。
先に出た違和感、親の死を悲しんで無いんじゃないのか? も、実は義妹を元気づける為にいつも通りにしていたのだとか解ります。(いつも通り下ネタ使う事無いじゃん、とつっこみましたが) 後半で行動で喪失を悲しんでいたので、主人公君への評価は上がりましたです。

ギャグとかコメディのシーンで前半繋ぐ作品が結構あるのですが、コミカルな流れというのは外すと無効果どころか逆効果で引くだけなんすな。
バロディとか下ネタとかを外すともう駄目っす。
しかもとき晴れでは「ゲームで無かったら死んでる所だ」というメタネタまでありました……。
「メタネタを作品に入れる同人作家は、猫のうんちを毎朝踏めー」と私は呪いを掛けたく思いますな。

というわけで、異常にバランスが悪い作品ですが、後半は非常に面白いので、オモロイ話の為なら苦労を厭わない、という方には絶対のお勧めです。
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by sakananovel | 2007-09-25 11:24

Bye良かったよー

トラウムブルグ七番地(以降トラ7)さんのByeをやってみました。
いやあ、よくできてるなあ、フリーソフトなのに凡百のシェアよりも良い出来です。

お話は雪国で、心に傷を持つ人たちが寄り添って色々という感じで、カノンとかワンとか家族計画とか、そんなあたりです。
わりと普通かなとか思ってやっていたのですが、主人公の妹が雪に倒れ込んで、子供が泣くシーンの描写にがっちり心を奪われました。
どこの作品でも見たことが無いシーンは強いですね(^^)

特筆すべきは背景の綺麗さ。雪国の雰囲気が良く出て、情感を高めています。橋とかいいよねー。

全体を通して「死」について真面目に正面から向き合っているので好感がもてます。

エピソードとしては、朝から重量料理ネタとか、ちょっとした軽口とかが良い感じ。
情景描写に優れたシーンがありますな。
キャラ立ちも強めで、主人公(笑)の杏さんの大食・釣り馬鹿・成績優秀で年上ロリのキャラ立ちが特に良い感じ。

フリーソフトで公開してるので、是非みんなやって、朝から麻婆豆腐を食おうぜい。
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by sakananovel | 2007-09-19 10:58

「さもなくば懐は鉛筆でいっぱいに」をやりました

風華ソフトさんの「さもなくば懐は鉛筆でいっぱいに」をやりました。
オマケ・ノベルでお馴染みの秋山先生のソフトです。

良くまとまった短編で殺人が出ない推理物です。
安楽椅子探偵物の一種でしょうか、事務所の一室で主人公がいて、ヒロイン役の子がやって来てしゃべる情報で推理をかさねます。
すばらしく素材効率が良い作品で、ファンタジーで観光旅行物とか愚かな企画を考えるサークルに見習って欲しい物です。

グラフィックは木訥な感じなんですが、味わいがあって結構良いなと思いました。
色が付いてたらもっとアピール度が上がりそうですな(^^)

ノベルゲームで短編や中編のメガヒットがでないかなー、とか思います。
巨大長編ばかりが脚光を浴びる風潮がありますが、月姫、ひぐらし級の作品を作り上げるには、天(運)地(才能)人(努力)と三つの要素が上手く働かないと、完成もおぼつかないのでありますな。
1Mで中編といいますが、テキスト容量にすると文庫本三冊分です、それだけのテキストに対して初心者が目を配れるかというと、ちと無理なので、結局は才能のある初心者の一発書き頼みとなってるのが現状ですね。
250kの文庫本一冊分のテキスト量が標準帯になれば、作る側も気軽に挑戦出来て、かなり面白くなりそうなのですが。
まあ、もっとも、だといいなあというだけで、どうすればジャンルが成立するのかアイデアも無いのですが(^^;
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by sakananovel | 2007-09-13 15:50 | 同人ゲームレビュー

仏教の奥義

世の中には理不尽な事があり、不幸があり、悲しいことがあり、憎むべき悪があります。
世界にはびこるこのような物にどうしてわれわれは対処していけばいいのでしょうか。

ある本に答えが載っていました。
なんと、仏教の奥義らしいです。
これさえ覚えれば世の中を悟りきって渡っていけるそうです。

その奥義とは!!!!

「諦めろ」

だそうです。

これを知ったときは拍子抜けして、ガックリしましたが、まあ、諦めるしかないのかなあとも思いました。

十諦という教えなんですが、まあ、いろんな事があるけど、せんないので諦めようという、すんごい後ろ向きなんだか達観なんだか解らない教えですな。
やれやれ。
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by sakananovel | 2007-09-10 13:31 | どうでもいいこと

終末症候群の二章をやったです

リンゲトさんの能力者が山盛りでてくるバトルサスペンスノベルであります。

あいかわらず、結晶度の強いクールな斎川文体が冴え渡っております。
しかし、キャラが増えたー、中編と聞いていたので、ちゃんと終末を迎えられるのか心配です。
しかも謎は深まるばかりなのに、主人公の相模くんはすかしてばっかり、白い髪と超能力の暗い娘ズはあいかわらず、ベクトルの違う暗さでうつうつ、シイだけが飛び跳ねてますねえ。あと赤い髪の姉さん。引きこもり兄さんも良い味だしてます。

良いところ
やっぱキャラ立ちと雰囲気は絶品。
エフェクトとか、立ち絵の数とか良い感じ。
音楽も良い感じ。

悪いところ
超能力系戦闘になると、単なるにらみ合いなので、ちょっともりあがらないか。
エロシーンが新規になかったorz

という感じで期待大であります。続きが楽しみ楽しみ。
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by sakananovel | 2007-09-08 22:00 | 同人ゲームレビュー

国都の剣のレビューが来ましたー

サニーガールさんから国都の剣のレビューが来ました。

ややや、好評ですね(^^) ありがとうございます。
システムは力を入れた部分なので嬉しいですよー。

旅行ファンタジーって、正常なサークルなら企画の段階で背景量が無謀だと気がつくので初物っぽい印象が良いみたいですね。

制作がんばりまーす。
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by sakananovel | 2007-09-08 21:51 | 同人ゲーム製作

debrisさんのリモートオペラ

頂いた物の感想をぼつぼつといたします。
まずはdebrisさんのリモートオペラ

絵無しで良い感じに世界に引き込む、リレイター形式の新シリーズです。
ぱっとしない高校生のケイ君は毎夜、宇宙戦争の夢を見る。
ウチュウ世界では、ケイは無敵のコマンダーなのだ。
ただの夢のはずのその世界がどんどん日常に浸食してきて……。
というお話。

雑感。
良いところ。
相変わらずキャラ立ちはカコイイ。(アカネとフッカが絶品)
絵を浮かばせる力のある結晶力のある文体。
ピロ丼の音楽もイカス。

良くないところ
高貴な人がもったいない。
最終収束が甘い感あり。
艦隊戦の動きの説明図は欲しい所。

debrisさん水準にすると、まあまあな感じ(^^)
そろそろ絵付きの物がやりたいなあとは思うし、サラバBはまだですか感はあるです。
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by sakananovel | 2007-09-06 16:53 | 同人ゲームレビュー

オマケ・ノベルの活動がオモロイ

オマケ・ノベル五号の感想が出ておりますよー。

650の無味乾燥さん

おすすめ同人紹介さん

意外というか、拙作「お面売り」が結構好評で嬉しかったです。
講評会では「弔骨アバラ」が一番人気で、個人的にもアバラに負けてるなと思っていたのですけどねえ。
ホネミンかわいいのになあ。


オマケノベルは出来上がった物も良い物と自負してるのですが、本当にオモロイのは、活動の方だったりしますね。
とくに批評関係の動きが面白いっす。

オマケ・ノベルは初稿が終わった時点で、チャットで講評会を開き、推敲の参考にするのですが、この講評会がまず面白いです。
白い意見、黒い意見、色々な意見が出て参考になります。
そして、講評会をふまえて、二校三校と積み上げて作品を仕上げていき、即売会で頒布、ネットのレビュー意見を聞くという感じなのですね。
講評会内での評価と、ネットのレビューの評価が大きく分かれる事がありまして、制作者と読者では意見がちがうのだなあと、また面白い物です。

スローフードでも書いたのですが、批評を受け止めるという行為は結構難しい物で、酷評を貰うと怒り出す人とかが居るんですよ。
人が一生懸命作った物を貶されるのはそれはそれは嫌な物なのですが、何度も何度も批評を貰ってそれについて考えて行くと、そのうち苦にならなくなります。
批評を冷静に受け止めるスキルが育つわけですな(^^)

同人ソフトは出来上がるまで結構な時間が掛かるので、オマケ・ノベルのように短期で感想が貰える場というのは、批評受け止めスキルを磨くのに絶好の場所だな、とか思いましたぞ。

オマケ・ノベル六号は、色々新しい作家さんとか、雪辱に燃える作家さんとかが居て面白くなりそうですぞ(^^)
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by sakananovel | 2007-09-06 13:44 | 同人ゲーム製作

男鹿展に行きラジオに出た

土曜日は東京現代美術館でジブリなんかの背景をやった男鹿さんという人の展覧会があったので、オマケノベル参加者さん達と行ってみた。
いやー、良い物見たという感じ、綺麗でしたぞ。
緑色というのはまとめるのが難しい色で、彩度の高い緑をぺたぺたと塗るとすぐ安っぽくなってしまうのだけど、それを超絶にコントロールしておりますなあ。
点数も沢山あって、お昼から行って、四時まで掛かって見倒しました。
ああ、こういう自然が描きたいなあ。

そして夕方から、サークルSOTSの樹原さんに誘われて、同人ブレイズのラジオ収録へゲスト出演をしました。
私は上がり症なので「ヤダヤダ」と言ってラジオ出演を再三断っていたのですが、オマケノベルのみんなで来なさいと言われて仕方なしに出演であります。
ずっと、同人ブレイズの収録はどっかのスタジオを借りて、金魚鉢の向こうでカフとか上げてやってるんだろうなあと思っていたのでしたが、実は音楽のえでぃさんのお家の一室でみんな寄り集まっての収録でありまして、アットホームな感じで上がらすに大変楽しく収録ができました。

その後みんなでシェーキーズに行ってピザ食べながら打ち上げをしましたですよ。
色んな話が出て面白かったのであります。

収録したラジオはネトラジ!~同人BLAZE~さんで近日放送予定だそうな。
良かったら聞いてください。
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by sakananovel | 2007-09-02 21:36