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オマケノベル第六号講評会、その二がありました。

忙しい人が多いので、集まるのが大変という感じの講評会でありましたな。

で、第二回でありました。
講評作品三本なので、みっちりやれて面白かったでございます。
講評というのは、批評の言葉をどれくらい持っているかの勝負だったりするので、評論眼の高い人が何人か居ると、もの凄い奥深くまで作品の根幹が覗けて凄い感動いたしましたよ。

今回思ったのですが、
基本的に小説なんかは嗜好品であって、十人いれば十人の趣味があるわけですよ。
ある人が大絶賛の作品も、あるひとにとっては「なんかわかんねえ」という物だったりします。
全人類的に正しい批評とはあり得ないのだなあと実感してみたりしましたな。

①みんなが「うーん」と悩んでしまう作品は、技術力が足りない感じで、やっぱあんまりよろしくないわけですな。

②ある人が「いい!」といい、ある人が「解らぬ」という作品は、まあまあな訳です。

③大部分の人が「いい!」となると、その作品は汎用性があって良い作品ではないかと。

ただ、②と③の順序は、難しい話で

②’ある人が「もう信じられないほど良いよ、大好き!!」といい、ある人が「えー? そう?」という作品と

③’大部分の人が「まあ普通に良いんじゃない?」と言う作品は

どっちが、よりおもしろいのか、判断がつきにくいですな。

逆もありまして

④ある人が「こんなの絶対に駄目だよ!!」といい、ある人が「え、まあ、普通じゃねえ?」という作品と

①みんなが「うーん」と悩んでしまう作品は

どっちがより駄目なのか、解りにくいことですなあ。

講評は難しいものです。
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by sakananovel | 2007-10-29 13:31 | 同人ゲーム製作

「人殺しの心理学」を読んだ

鏡先生の講座で枕に紹介されていた「人殺しの心理学」を読みましたです。
ものものしいタイトルなんですが、内容は戦場での人殺しについて書かれた本であります。

びっくりしたのは、戦場でも普通の人は人殺しをしたくないらしいです。
第二次大戦前までは全兵士の15%ぐらいしか敵に向けて発砲できないらしいのですな。
銃をうたない兵隊さんは何をしているかというと、弾込めしてみたり、負傷者はこんだりと、まるで、引っ越しの時に物運ばないでよそ事をする、困った親戚みたいな事をするそうな。
大砲や、銃機関銃とかの、遠距離、もしくはゾーン攻撃の兵隊さんは、人に直接照準する訳ではないのでそんな事は無いらしいのですが、近距離で長銃を撃つような普通の歩兵さんは人の形が解るので、「打つのがイヤ」らしいのです。
で、よそ事するか、景気づけに空に向かって発砲するか、敵の方に打つとしても、照準をわざと外して当たらないようにする。との事。
牧歌的な戦争ですなあ。

で、こりゃかなわんと、軍隊のエライ人がベトナム戦争辺りで訓練のやり方を変えたそうなんですよ。
人型の的を使って打つ方法に変更したところ、なんと、人のへの発砲率が15%から95%にまで飛躍的に上昇したらしいです。
条件反射で勝手に撃つような訓練ですね。
これで万々歳、と行かないところが人の心理の奥深い所で、今度は人を殺してしまったというトラウマで精神的にまいってしまう人続出、ベトナム帰還兵問題として大問題になったそうな。

いや、面白い本でした。
人間の大部分はそんなに凶暴な生き物ではないんだなあと、ちょとほっとします。
バトル物シナリオを書いている人にお勧めですよう(^^)
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by sakananovel | 2007-10-27 16:06 | 読書

オマケノベル六号講評会があった

シナリオ書きさん、絵描きさん、が集まって、講評会の一回目であります。
今回は、全部集まると十二本という数になりまして、嬉しい悲鳴を上げてみたりしてます。

やっぱり講評会は面白いし、勉強になります。
おお、ここを見ますか! という感じの講評があって、固定観念を崩されてみたり。
ああ、ここに黒い人の講評が入ったらなあと、嘆いてみたり(^^)(黒い人は書けないのでお休み)

今回のお題は「鍋」だったのですが、日常的テーマに作家の皆さんは苦闘された模様で、いろいろな作品が出来てきましたよ。
テーマの料理の仕方は人によって色々なんですが、なれてくると結構転がす事ができますです。
例えば 鍋=日常、団らん というのは第一印象なんですが、べつにこれで無いといけない、というわけではないのです。
戦国時代に、兜の代わりに鍋を被った武将が居た。というお話も書けますし。
鍋島の猫騒動だって書けますです。
鍋の具材の配置で魔法をかける少女の話とか。

テーマの選定から勝負が始まってるわけですな(^^)

さて、今週末は講評会後半戦であります。
たのしみたのしみ。
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by sakananovel | 2007-10-22 10:35 | 同人ゲーム製作

ゲーム企画「転王院千早はウンハハと笑う」

お話:黒竜江学園に通う、主人公、斎藤千寿君は美少年である。
彼は同じクラスの転王院千早に惹かれているのだが、全力でそれを心の中で否定している。
転王院千早は逞しい。
戦国武将のような厳つい顔をした大女で、鋼のような肉体を持ち、ウンハハと言って笑う
好漢のような娘である。

千寿君は心の中で
(あれは、女の子のカテゴリーに入らぬ者、しいていうなら豪傑!)
とは思うのだが、千早さんの高潔な精神に触れ、心のときめきを止められないのであった。

ある日、転王院千早は
「私はこのクラスの番をはるのであるっ!」
と、声高々に宣言したのである。

インターネット時代の昨今、番長組織のごとき、硬派な徒党を組み上げるなど、千寿君にとっては
(正気のさたとはおもえぬ……)
のだったが、千早さんは本気のようであった。

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美少年と豪傑型女子の恋物語なのだが、これは……。
「ガッツ」狙いの企画なのでしょうか(^^;
(要ググリ『ガッツ』)
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by sakananovel | 2007-10-18 16:35 | 同人ゲーム製作

名作文学をケータイ小説(笑)にしようぜ だってさ

名作文学をケータイ小説(笑)にしようぜ

うーむ、あそこって才人がいるよなあ。
赤字のああ無情がすごい良い感じ。
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by sakananovel | 2007-10-15 22:15 | どうでもいいこと

鏡先生のシナリオ講座12回目

13日に掘切に行って受けてまいりました。

今回はレポート用紙を使ったプロット実習でありました。
お題を出して貰って、それに沿ったプロットを組んでいきます。

今回は
・幼なじみに告白して成功する一日
・図書委員長に告白して成功する一日
という二つのお題が出ました。

イベント毎にレポート用紙に書いて、しゃぎって行き、並べて全体を見る感じですな。
アナログ式なので、わかりやすいのであります。

強く言われたのは、イベント毎に登場人物の気持ちを書きとめておく、ということでした。
それぞれのキャラの気持ちの流れを書いておくと、いきなりテンションが変わったりする事を防げるのですな。

面白かったのは、ほぼキャラクター情報が無いにもかかわらず、プロット上での人物の動きだけで、面白味が発生してるのですね。
構造自体に力があるのだなあと、実感したのであります。

講座を終えたあと、秋葉原に行って、此花の黒田さん主催のオフ会であります。
天ぷら屋さんで日本酒を飲みながら色々お話をしましたぞ(^^)
美味しかったのであります。
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by sakananovel | 2007-10-15 09:36 | 講座がらみ

オマケノベルの原稿があつまりつつあり

なんつーか、「鍋」は異様にむずかしいっぽい。

日常的な物なので、ドラマを混入しにくいというか。
執筆者の苦闘の声が聞こえるのであります。

やっぱ、話になんか中核が無いと、まとまり感がでないというか、短編でテーマが日常的だとやっぱり難関っぽい。

で、なんとなく思いついたので、鍋テーマのショートを書いてみたっす。
執筆時間一時間ぐらいかな?
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すき焼き召還

「すき焼き出来たよー」
「喰いたくねえ」
「君が食べたいって言ったんじゃないか」
「だりい、めんどくせえ、喰いたくねえ」
 そう言うと健三はころりとコタツに足をつっこんで横になった。
 狭いアパートにコタツ。
 その上にコンロが置かれて、すき焼きがくつくつ煮えている。
 すき焼きの鍋の湯気の向こうで女の子が一人むくれていた。
 豊満な身体を紅いライダージャケットで包み、口には八重歯、目がくりっとして可愛い感じ、頭の上には犬の耳が生えていた。
「あたし一人でたべちゃうぞ」
「喰いたければ喰えよ」
 健三の声には元気がない。
 犬耳娘は卵をぱかりと割って小鉢に中身を落とし、ぐるぐるかき混ぜた。
「良い肉なのに、美味しそうに出来たのに」
「肉はスーパーの奴で、割り下はシマダヤのやつじゃんか。野菜と焼き豆腐を切っただけだろ」
「でも大変だったのに」
 犬耳娘は涙目だ。
「二人で鍋食べても旨くねえ。鍋は大勢でワイワイと食べるもんだ」
「だれか呼ぶ?」
「と、友だちがいねえ」
「さびしいやつ」
「ちょっと前までいたんだけど……」
「ケンカしたの?」
 犬耳娘はネギをとって卵にくぐらせ、口に入れた。
「おいしー」
「同人ゲームを作ってた」
「エロいやつ?」
「ああ、まあね。方向性の違いで大喧嘩したんだ」
「他に居ないの?」
「最強の五人組だった、だが今は居ない。だから鍋は食いたくねえ」
 犬耳娘はしらたきを取った。食べた事がないのか、しげしげと観察している。
「電話してさあ、仲直りすればー」
「……む、無理だ。もう破綻したんだ」
「ためしてみれ」
 犬耳娘は健三の携帯を拾って、投げた。
 健三は身体を横に丸めて携帯をぎゅっと握りしめた。
「ためしてみれ」
「仲直りできると思うか?」
「しらないけど、ためしてみれ」
「そうだな、せっかくのすき焼きだしな……」
 健三は携帯を睨みつけていた。
 犬耳娘は肉を取ると、卵に絡ませて食べた。
「はふはふ」
 健三は携帯のボタンを押した。
「あ……。あ、おれ、健三……。あー、そのー、えっ! いや、そんな、俺の方が謝ろうと、ごめん、悪かった。いや、そんな、えーっ! いやいや、違うって、そうじゃないよ。悪いのは全面的におれおれ。だから、うん、うん。いや、うん、電話して良かったなあ。ああ、うん。今すき焼きしてんだ。こないか? え、 近くにいるのか? うん、来い来い。沢山用意してるし、うん、うん、ありがとう」

 犬耳娘はお麩をくわえてニマニマしていた。
「案ずるよりも産むが易しってね」
 健三は照れくさそうに、怒った顔を作った。
「うるせえっ お前なんかしたろうっ」
「してないしてない、めんどくさい」

 一時間もしないうちに、仲間達が集まった。
 わいわいとすき焼きを囲んだ。
「これ、健三ちゃんが作ったのー? うそー、うまー」
「タカシ、肉ばっかたべんなよっ!」
「いいじゃないっすか、沢山あるんしょ」
「あんたは、そんなんだからー」
 アパートには健三を混ぜて男三人女二人が集まり、すき焼きをつついていた。
 犬耳娘の姿は無かった。
 わだかまりは消えていた。
 開発途上のゲームを夏までに作ろうと相談がまとまりつつあった。

「なにこれ? 悪魔召還プログラム?」
 音楽のミカが健三のノートパソコンに立ち上がったプログラムを見てそう言った。
「うん、ネットで拾った」
「ペルソナーっ!ってやつ?」
「ゲームじゃなくて、悪魔を呼び出す方のやつだよ」
「へー、悪魔呼び出せた?」
「一度ケロベロスを見たくて、呼んだんだ」
「へー、来たかい?」
 背景師のタカシが笑って春菊を口に運んだ。
「来たんだけど、犬耳娘でさあ。魂と交換に願いを叶えますって言うんだ」
「おお、エロゲー展開、勿論、ムフフな事を」
「いや、俺めんどくさくてさあ、『すき焼きくいてえ』って願った」
「あはは、魔法でぽんって作ったの、これ?」
「いや、近所のスーパーで買いだししてたよ」
「庶民的だなあ。でもそのネタ良いね、次のゲームで使おうよ」

 健三の目が霞んできた。
 ああ、ケロベロスに魂取られて死ぬんだなと思った。
 でも、なんだか、すごく最後に幸せで。

 やっぱり大勢で食べる鍋はおいしいよな……。

 やわらかく微笑んで健三は死んだ

 眠るように息絶えた健三に気づかずに、四人の男女は、わいわいとすき焼きを食べ続けていた。
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by sakananovel | 2007-10-12 00:04 | 同人ゲーム製作

下窓と全画面の文体の違い

ちょっと頼まれて下ウインドウ系シナリオの執筆をしているのである。
抜きゲー系であるのだ。

色々開発研究実行評価しながら、書いては没にしたりしてるのだが、痛感するのは、下ウインドウと全画面だと文体がぜんぜん違うということなのである。
全画面系は小説文体から場景を若干抜いた物がちゃんと走るのだが、下窓系は表示文字数が少ない分、セリフ中心となり、どちらかというと漫画原作に近くなるようだ。
下窓形式の一般シーンの場合、地の文は補足的にしか使えない。なるべく会話と絵で進むのが望ましいようである。
行ってみればラジオドラマでナレーションをなるべく入れず、効果音と会話だけで物語を転がすのに似てるかもしれない。
また、エロシーンになると、地の文はサブカメラのように使って、クローズアップしたり、色々描写したりするようだ。

うちのいつもの全画面文体は、読んでいる気分を邪魔せず、さらっと抵抗無く入って行く文体を理想としている。
あんまり余計なオカズとかで注意を引くのは嫌いなんすな。
だが、下ウインドウで同じ文体を使うと、なんだか、(妙に痩せている……)という感じがするのである。
字数が短いのでデコレーションしないと弱いのかもしれない。

いろいろ発見があって、オモロイのであった。
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by sakananovel | 2007-10-10 11:08 | 同人ゲーム製作

650さんから国都のレビューをいただきましたよ

650の無味乾燥さんから国都の剣のレビューをいただきましたよー。
いつもありがとうございます(^^)

チャンバラ方向の評価をいただいて、とても嬉しく思いました。
国都の剣は武道譚としての側面もありまして、道中色々な強敵と戦ったりしますよ。

ファンタジーなのに何だか時代劇の匂いがするのは、藤沢周平とか池波正太郎とかが好きなのでしょうがないのでありますな。
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by sakananovel | 2007-10-06 11:07 | 同人ゲーム製作

意外な事を知らなかったりする

エディタソフトの「桁数」の意味が良くわからなかったのでググッて調べたり。

なんだかプログラミング用語に「有効桁数」があるので、ワープロの桁数の意味がでてきません。

結論:
半角と全角が混在する文章の為に、半角が幾つ横に並ぶか、というのが「桁数」らしい。
50桁には半角で50字、全角で25文字入る模様です。
桁数を半分にすると、全角で並ぶ幅が解るっぽい。

なんで桁数とか調べてるかというと、ノベルゲームの画面表示に合わせて、文字切りとかしたいと思ったのですな。
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by sakananovel | 2007-10-02 13:12 | どうでもいいこと