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鏡先生のエロゲーシナリオ講座

28日の事である。鏡先生のシナリオ講座に行ってみた。
鏡先生とは、エロゲーの売れっ子シナリオライターの一人で、ネット上に巨大なシナリオ教室コンテンツを持つ方です。
私は常々そのシナリオ教室を読み返し、参考にしてきたのであります。
講座形式のシナリオ教室があると知ったら行かねばなるまい。

メールにて参加申し込みをして、28日に行ってみた。
森皿さんと狐さんも誘ったのだがお金がないと振られてしまったので単独先行であります。

川崎から日比谷まで山手線。京成線にのりかえ堀切菖蒲園で降ります。
なんか小さめの街でありました。
ここの公民館の一室で午後一時~午後五時までの四時間の講座です。

米光センセの講座の癖で30分前に入ったのですが、まだ会議室が開いていません。
ぶらぶらとしていると、一時に開場しました。
生徒さんは13人ぐらいでしょうか。
最初に会費の三千円を徴収、名札と資料をもらいました。
資料は五枚程度、進行表もあってかなりきちんと作ってありました。

助手と称する縫いぐるみにスクミズを着せた物を持ってらっしゃいまして、資料はこんな物も必要だとのこと。
ブルマとスクミズと買うかなとか思いました。(どこに隠せばよいのだろうか)

ご挨拶が済むと一人ずつ自己紹介です。
簡単な経歴と今晩食べたい物を言って行きます。
生徒さん達はゲーム業界の人が半分、同人系の人が半分ぐらいでしょうか。

最初にこれまでの三回の講義について復習です。
第一回初級、キャラ立て関係の講座。
第二回プロット術、粗筋だけで考えない。キャラや目的をふまえつつプロットを立てる。
第三回冒頭術、無駄な文を省いた冒頭を。
等の事を講義したそうな。第一回目から受けたかった物です。

復習が終わると第四回、官能術の始まりであります。
まずはHゲームの原画を見ながら、そのシーンのテキストを十クリック程度の大きさで紙に書きます。
いきなり実習です。
日頃パソコンでテキストを作っているので、漢字をメチャ忘れであります。辞書もってくるんだったー。
書けた所で、資料に渡された、村上龍や勝目梓の文学系のエロシーンと本物のポルノの抜粋を例に、文学とポルノの違いについて講義です。
実習で書いた物の講評とかはないのね、よかった。
文学とポルノでは同じようなシーンを書いても、対象のとらえ方が違うとの事。
例えばそれは扇情的な描写だったり、性器や性感の描写だったり、射精描写だったりするそうな。
基本的に文学系になればなるほど、遠間合いでその場を見たとおり書くのに対して、ポルノでは近い間合いでカメラはクローズアップ気味、主観を入れて書くとの事。
なるほど、これは具体的で解りやすい。文学とホラーの描写の違い。文学と戦記物の描写のちがいにも通ずるものがありますね。

その後は質疑応答です。
ポルノにドラマ性を入れるとなじまなくて難しいが、なんとか折り合わせなければならないとか。
スタジオでグラフィッカーにだめ出しをするときには、「この二つは素晴らしい、この一つはもう少し違う雰囲気の物がみたいな」と婉曲に言うと良いらしいとか。
現場の知識満載の講義がつづきます。

そんなこんなで四時間の長丁場があっという間に終わりました。
思っていたよりも高度な内容で勉強になった講義でした。
これは素晴らしい。
聞けばこの講座は、エロゲーのシナリオライターの質が悪い事を嘆いて、業界全体のレベルアップにつながればと鏡先生が個人的にやっている講座とのこと。
志が高いのだなあと思いました。

その後、うろうろしているうちに、鏡先生と残った生徒さん達でファミレスに行ってお食事をしながらお話を聞きました。
初参加なのに図々しいなあとは思いましたが、凄く為になる話を沢山聞けて刺激になりました。

次の講座は二月頃だそうな、次も必ず出ようと決意して家路につきました。

鏡先生のホームページ
by sakananovel | 2004-12-04 22:37 | 講座がらみ


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