Myth体験版の感想メールをナカオボウシさんに送ったのですが。その中で気になるノウハウを文章化したので、ここでも公開します。
・問題解消サイクルを作ると、お客さんを乗せやすい。
早イントロ、ホットスタートにも関連するノウハウなのですが、問題解消サイクルを繋げてグルグル回していくとお客さんは飽きないようです。
サカナの感想で「あんまり乗れなかったけど、最後まで調子よくは読めたよ」と言われることがあります。テンポ感だけは良いみたいですな。
そのテンポ感を構築しているのが、問題解消サイクルかもしれません。
とりあえず、話を回し続けるわけですよ。一サイクル終わったら、すぐに次のサイクルを回し、サイクルを止めないようにする、それがサカナのテンポ感の正体なのかもしれませぬ。
例:魔法少女サカナWEBⅢ型イントロから~
小目的:晩ご飯を食べる
小問題:ソースが切れていた
小問題解決:買いに行こう
小目的:ソースを買いに行く
小問題:隕石が目の前の家を吹っ飛ばした
小問題解決:運良くケガ無し
小問題:怪しい男と怪しい少女が格闘している
こんな感じにサイクルを繋げて行きます。
目的や問題は些細なことやつまらないことでもOKっぽいですよ。
起承転結(ちいさいと起転結になる事が多い)の最後の結点を次の起承転結の起点にするみたいな感じですな。
小問題(細かい日常的なエピソード)解決の連続が中問題(大きめの目的)の解決に結びつき、中問題サイクルが幾つか集まって大問題(お話の根幹問題)を解決する、という構造を作れば、物語に起伏感が出る模様です。
運命の輪みたいなもんですなー(笑)